台湾は距離が近く、週末でも気軽に行ける人気の海外旅行先です。
その一方で、「どの航空会社を選べばいいの?」「安全性は大丈夫?」と、悩む人も多いと思います。
特に、台湾へはフルサービスキャリアからLCCまで多くの航空会社が運行しており、価格と安全性、快適さ・サービスのバランスをどう取るかが難しいポイントです。
そこで本記事では、“安全性に関する確かなデータ” をもとに、台湾行きの航空会社をランキング形式で比較 しました。
この記事を読むことで、
「自分に最も合った航空会社」がはっきり分かり、不安なく台湾旅行の計画を進められるようになります。

きつねです!これまでに海外20か国、50以上の航空会社を利用してきた経験をもとに記事を執筆しています!
台湾の航空会社の安全性評価は“総じて高い”理由
日本から台湾へ就航する航空会社は、フルサービスキャリア(FSC)もLCCも含めて、総じて安全性が高い と評価されています。
その背景には、台湾の航空行政や国際基準への適合、各社の安全対策の強化があり、複数の指標を総合すると「全体として信頼性の高い地域」であることが分かります。
AirlineRatingsの安全性評価とは?
航空会社の安全性を測る指標として国際的に最も参照されるものがAirlineRatings.comの評価です。
これは以下の要素をもとに、7段階評価(最大7/7)で安全性を判断します。
台湾の航空会社が高評価を得る背景
台湾の航空行政が厳格
台湾はICAO非加盟国ですが、ICAO基準に準拠した厳格な航空監督体制を維持しており、運航・整備・操縦に関する基準が国際水準と同等レベルに設定されています。
過去の事故を教訓にした体制の改善
チャイナエアラインは過去に重大事故を経験していますが、その後は
・整備体制の改革
・国際監査の受審
・安全マネジメントシステム(SMS)の再構築
により、安全性が大幅に改善されています。
この取り組みにより、現在は 世界的にも高水準の安全評価に転じている ことが特徴です。
台湾行きの航空会社は安全性評価だけでは差がつかない
台湾の航空会社(フルサービス・LCCともに)は、国際基準に準じた安全体制を整えており、
大きなリスク差が生じにくい地域特性 があります。
しかし、やはり知りたいのは、
どの航空会社がよりおすすめなのか
どの航空会社がより安全なのか
ということですよね。
そこで、本記事では、次の章で紹介する複数のデータを統合して総合的な安全性とおすすめ度を判断します。
今回のおすすめランキングの基準
台湾行きの航空会社は、AirlineRatings の評価だけでは安全性の差が見えにくいため、
本記事では より実態に近い安全性を比較できる独自の基準 を設定してランキングを作成しています。
今回用いる評価軸は、以下の2つです。
① 航空会社の歴史(運航年数・体制の成熟度)
航空会社の「歴史の長さ」は、安全性を判断する上で重要な指標の1つです。
理由は次の通りです。
② 2000年以降の事故件数
安全性を最も分かりやすく比較できるのが2000年以降の事故件数です。
2000年以降のデータを用いる理由は
それより古い事故は現在の乗員訓練・整備体制・航空機の性能と大きく乖離するためです。
安全性から見る台湾行き航空会社のおすすめランキング(一覧)


それでは、AirlineRatings.comの安全性評価に航空会社の歴史、2000年以降の事故件数という2つの指標を組み合わせて
台湾行き航空会社の安全性を総合的に評価し、ランキング形式でまとめます。
なお、日本各地-台北を結んでいるシンガポール拠点のLCC「スクート」もランキングに入れています。
| 順位 | 航空会社 | 安全性評価 | 設立年 | 事故 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | エバー航空 | ★★★★★★★ | 1989年 | なし | 安全性とサービス品質で世界的評価 |
| 2位 | スクート | ★★★★★★★ | 2011年 | なし | シンガポール航空グループのLCC。 |
| 3位 | タイガーエア台湾 | 評価なし | 2013年 | なし | チャイナエアライングループのLCC |
| 4位 | チャイナエアライン | ★★★★★★★ | 1959年 | 2007年炎上事故あり | 台湾のフラッグキャリアで日本各地に就航 |
| 5位 | ピーチ | ★★★★★ | 2011年 | 重大インシデント3件 | ANAグループの一員、ピンクの機体でお馴染み |
台湾の航空会社おすすめランキング
1位:エバー航空
おすすめランキング1位は安全性トップクラスのフルサービスであるエバー航空です。
安全性重視なら最有力候補の航空会社で、初めて台湾の航空会社を使う人にもおすすめです。
安全性の特徴
・世界的な安全ランキングでも常に上位
・パイロット訓練・整備体制が極めて高水準
サービス・快適さ
・シート:FSCらしく座席幅が広く、快適
・機内食:安定して高評価(特に日本線は品質が高い)
・新しい機材が多く設備も最新
・機内エンタメはJALやANA波に充実
2位:スクート(Scoot)


スクートはサービス品質・安全面ともに世界から評価されているシンガポール航空のLCCです。
台湾行きの航空券の中でも価格は最安クラスで、セール時は片道10,000円前後になることもあります。
そのため、LCC初心者でも安心して使える航空会社です。



私もスクートは過去に何度も利用したことがあるけど、安いのに足元は広くてLCCとは思えない快適性だった!
日本で人気な国際線専用のLCCであるZIPAIRのシンガポール版といえば分かりやすいかな。


安全性の特徴
・シンガポール航空の安全基準を継承(シンガポール航空も事故ゼロ)
サービス・快適さ
・LCCにもかかわらず、B787(中型機)を利用しているため、揺れにくく快適性が高い
・LCCにもかかわらず、座席幅も広く窮屈感がない


3位:タイガーエア台湾
タイガーエア台湾は設立年は約13年前ですが、事故ゼロで運航し続けています。
チャイナエアライン傘下のLCCですが、羽田空港にも就航しているのが特徴です。
安さ・本数・安全性のバランスが良いLCCといえます。
安全性の特徴
・事故ゼロでの運航を継続中
サービス・快適さ
・座席は狭めで、標準的なLCC
4位:チャイナエアライン



名前にチャイナがついているから中国の航空会社と勘違いされることも多いけど、台湾の航空会社だよ!
ちなみに、中国の安全性ランキングも作成しているけど、このランキングも結構おもしろいよ!


チャイナエアラインは台湾の航空会社の中で最も歴史が長い、台湾のフラッグシップキャリアです。
1990年代には複数の事故を起こしましたが、過去の事故を乗り越え現在は信頼できるフルサービスキャリアに成長しました。
安全性の特徴
・1990年代に複数の重大事故(名古屋空港での着陸失敗など)
・改善後は安全評価が大幅向上
・最新機材の導入や運航管理を強化
サービス・快適さ
・機内食に定評
・エンタメやアメニティも高水準
5位:ピーチ(Peach)




ピーチはANAグループのLCCです。
日本の国内線も多く運航していることから、安心してLCCを利用したい人におすすめです。
安全性の特徴
・日本の航空行政のもとで運航
サービス・快適さ
・日本語でサービスや案内が行われるため安心
・日本の航空会社のため機内は清潔で快適
どの航空会社を選ぶべきか(タイプ別おすすめの航空会社)
台湾行きの航空会社は、目的や重視するポイントによって「最適解」が変わります。
ここでは、自分に合った航空会社をすぐに判断できるよう、タイプ別におすすめをまとめました。
「とにかく安全性最優先で選びたい人」におすすめの航空会社
何よりも安全性を大切にしたいという方におすすめの航空会社はこれです。
エバー航空は
・2000年以降の重大事故ゼロ
・世界トップクラスの安全評価
・機材・整備・訓練すべてが高水準
で、安心感では他社を圧倒しています。
そのため、初めての海外旅行や家族旅行で万全な体制のフルサービスを選びたいという方はエバー航空が圧倒的におすすめです。
「快適さ・サービスも重視したい人」におすすめの航空会社
快適やさサービスも重視したいという方におすすめの航空会社は次の2社です。
機内食や座席の快適さはやはりLCCとは別次元です。
特に、日本各地と台湾を結ぶ路線にはA350/B787などの新しい機材が多く投入されており、快適性がさらに向上しています。
エバー航空とチャイナエアラインの違いは次の通りです。
・安全性重視→エバー航空
・価格と快適さのバランス重視→チャイナエアライン
「とにかく安く行きたい人」におすすめの航空会社
とにかく安く行きたい人におすすめの航空会社は次の2社です。
価格重視なら LCCの中でも特に安いこの2社が最適です。
スクートはシンガポール航空傘下のLCCで事故ゼロを継続しており、セール時の安さやトップクラスです。
ピーチはANAグループの一員で、国内線も多く運航しているため安心感があります。
「週末台湾旅行(弾丸旅行)」におすすめの航空会社
週末台湾旅行(弾丸旅行)におすすめの航空会社は次の2社です。
理由はシンプルで、ピーチとタイガーエア台湾は早朝便・深夜便を運航しているからです。
そのため、土日の限られた時間に最大限台湾に滞在することができ、限られた時間を台湾で思いっきり楽しむことができます。
「飛行機の揺れが苦手な人」におすすめの航空会社


飛行機の揺れが苦手な人におすすめの航空会社は次の3社です。
エバー航空、チャイナエアライン、スクートは日本各地と台湾を結ぶ各路線の大半を中型機~大型機で運航しています。
そのため、小型機での運航がメインの他の2社と比較すると揺れにくいのが特徴です。
タイプ別のおすすめ航空会社まとめ表
これまで説明してきたタイプ別のおすすめ航空会社を表にまとめます。
| 目的 | おすすめの航空会社 |
|---|---|
| 安全性最優先 | エバー航空 |
| 快適さ・サービス重視 | エバー航空 / チャイナエアライン |
| とにかく安く | スクート / ピーチ |
| 週末台湾・短期旅行 | ピーチ / タイガーエア台湾 |
| 揺れが苦手 | エバー航空 / チャイナエアライン/スクート |
台湾行き航空券を安く、安全に買う方法
台湾行きの航空券は、少し工夫するだけで5,000円〜1万円以上安く買える ことがあります。
ここでは、実際に効果がある方法だけを厳選して紹介します。
比較サイトを使って“最安値”と“条件の良い便”を両方チェックする
航空券(特に国際線)を安く買ううえで最も重要なのは、1つのサイトだけで決めないこと です。
公式サイトだけでなく格安航空券比較サイトを活用することで、同じ便でも安く購入できることが多いです。



私のおすすめはTrip.comだけど、トラベリストとかエアトリとか他のサイトでも全然いいと思うよ!
フルサービスキャリアの最安値は“出発2〜3か月前”
エバー航空・チャイナエアラインなどのFSCは、出発直前に安くなることはほとんどありません。
では、いつ安くなるかというと・・・
なお、年末年始やお盆の時期の航空券は、最安値がさらに前倒しされて、
出発の3~4か月前が最安値になることが多いです。
ただし、格安航空券比較サイトでは直前でも安い航空券が出ることがあるので、チェックしておいて損はありません。



私の場合はベトナムだけど、年末の航空券を11月に格安航空券比較サイトから片道20,000円で購入した経験もあるから、日程が迫っているときこそ要チェック!
LCCは“セールのパターン”を知ると劇的に安くなる


台湾行きを運航するLCCのセールには明確なパターンがあります。
例えばスクートの場合、
・ほぼ毎月月末にセールを実施
・ブラックフライデーセールが開催される月など年に複数回は月に2回セールを実施
などです。
セールの時期に購入することで、往復2万円台で台湾旅行に行くことも可能になります。
羽田便・成田便・関空便の価格差を比較する


台湾行きは羽田空港/成田空港/関西空港発の価格差が結構大きいです。
「最寄り空港」だけで決めず、複数空港で価格を比べると節約効果が大きいです。



私は関東在住だけど、関西空港発の方が1万円くらい安いときがあって、そのときは大阪旅行も兼ねて関西空港から行ったよ!
まとめ|台湾行きは安全性×快適性×価格で判断すると失敗しない
台湾行きの航空会社は、フルサービス・LCCともに選択肢が多く、どれを選べばよいか迷いやすい路線です。
しかし、この記事で整理した 安全性・歴史・事故件数・価格・サービス の5つの軸を基準にすれば、最適な航空会社を簡単に選ぶことができます。
台湾の航空会社の安全性は総じて高い
・エバー航空・チャイナエアライン・スクートは安全性評価満点★★★★★★★
・チャイナエアラインは過去の事故を改善し、現在は高評価
目的別に最適な航空会社は異なる
・安全重視 → エバー航空
・快適さ・サービス重視 → エバー航空/チャイナエアライン
・安さ最優先 → スクート / ピーチ
・週末旅行(弾丸) → ピーチ / タイガーエア台湾
・揺れが苦手 → エバー航空/チャイナエアライン/スクート
台湾行きは安全性が高く、距離が短く、運賃も下がりやすいという非常に旅しやすい路線です。
この記事の判断軸を参考にすれば、自分に最も合った航空会社を選びつつ、
無駄なく・安全に・安く台湾旅行を楽しむ ことができます。
最後に、このテーマと相性の良い関連記事を紹介します。
関連記事
▼この記事を読んだ人がよく読んでいる記事






▼いま一番読まれている人気記事






航空会社の“安全性”が気になる人はこちら
▼日本と韓国・中国を結ぶ全航空会社を客観的なデータで比較!詳細な解説付き




▼ジェットスターとピーチの安全性を比較!


最新のセール情報・お得情報




航空券の“選び方・比較”をもっと知りたい人はこちら
▼飛行機の揺れが苦手な人のための記事




コメント