【2023.4最新】石油資源開発の今後の株価予想!IR情報・株価・配当を徹底分析しました!

「石油資源開発の株価に関する情報を集めているけれど、どの情報に注目すべきかわからない…」

という方に向けて、石油資源開発の株価に関する様々な指標やデータを取り上げます。

株式投資の際には、株価や出来高、ニュースや業績など、多様な指標を用いて銘柄を判断することが求められます。

そこで今回は石油資源開発を取り上げ、同社の業績、事業内容や今後の見通しについて考察・徹底解説していきます!

目次

石油資源開発とは?

石油資源開発とはいったいどんな会社なのでしょうか。

一言で表すと、

「独自技術による高い生産性をもつ世界的なエネルギー企業」

です。

そんな石油資源開発について簡単にまとめます。

石油資源開発の主力事業

石油資源開発の主力事業は、石油・天然ガスの探鉱・開発、生産、販売です。

特に、海外においてはLNG事業に注力しており、エネルギー需要の増大に応じた安定供給を目指しています。

また、環境に配慮し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを行い、業績の向上や社会貢献を目指し、成長を続けています。

今後も、エネルギーの必要性が高まる中、より安定した供給と環境保全に向けた事業展開が期待されます。

石油資源開発の安定供給に貢献する生産技術

石油資源開発は、石油や天然ガスなどのエネルギー資源の開発・生産に取り組んでいますが、石油資源開発の主力事業として、安定した供給に貢献するために注力するのが、生産技術の向上です。

探鉱から生産、販売までの一貫した事業展開を行っており、石油や天然ガスなどのエネルギー資源を安定的に供給するために、生産技術の向上に取り組んでいます。

石油資源開発の生産技術は、石油資源の取り出しや処理において高い効率を発揮し、生産量の増加やコスト削減につながっています。

また、環境に配慮した採掘技術の開発にも力を入れており、社会的な課題にも取り組んでいます。

そして生産技術の向上は、社会のエネルギー需要に対応するためにも重要です。

石油資源開発は、技術力を活かして、継続的な技術革新に取り組むことでエネルギー資源の安定供給に貢献し、社会とともに進んでいくことを目指しています。

社会的な課題にも取り組みながら、環境に配慮した事業展開を行っており、持続可能な社会の実現に貢献しているのです。

石油資源開発が取り組む環境保全への注目点

石油資源開発は、私たちの生活に欠かせないエネルギー資源である石油を安定的に供給することで、日本の経済発展に貢献しています。

しかし、石油の採掘や生産には環境に対する影響が懸念されており、石油資源開発は環境問題に注目し、環境保全活動を積極的に行っています。

私たちの生活に欠かせない石油を安定的に供給するためには、資源の探鉱や開発に加え、生産技術の向上が重要です。

石油資源開発は、環境保全を含めた社会的責任を果たすため、生産方法や技術を注目し、地球温暖化対策や排出物質の削減など、環境への貢献を目指しています。

また、プラスチックなどの物質にも石油が活用されていますが、その排出物質による地球温暖化などの環境問題も大きな課題となっています。

石油資源開発は、世界的な目標である地球温暖化対策に積極的に取り組み、環境に配慮した電気やLNGの供給など、多角的な活動を展開しています。

私たちの生活に欠かせないエネルギー資源である石油を安定的に供給することは、日本の経済発展にとっても重要です。

石油資源開発は、環境保全に積極的に取り組みながら、技術の開発や生産方法の向上にも注力しています。

これからも、石油資源開発が持続的な社会へ貢献するために、多方面からの取り組みが必要であることは言うまでもありません。

現時点の株価

現時点の株価
4,520円(2023年4月7日時点)

2023年年明けから大幅に上昇していましたが、シリコンバレーバンクの破綻を受けて直近では大幅に下落してしまっています。

企業分析

各指標について数値の確認をしていきます。

四季報スコア

四季報スコア
5段階評価中「4」

各指標についてのスコアは下記のとおりです。すべて5段階評価です。

成長性:2
収益性:4
安全性:4
規模 :
3
割安度:5
値上がり:
5
※四季報オンラインより

四季報スコアは総合評価が「4」、そのうち「割安度」と「値上がり」が「5」の評価となっています。

現在の株価がとても割安で大幅な値上がりが期待できる非常に優秀な銘柄ですが、先ほども記載した通り直近ではシリコンバレーバンクの破綻を受けて株価は大幅に下落しています。

それによって割安度は増していますが、値上がりについては若干の疑問符がついてしまいます。

長期的な視点で投資することが重要になっていると言えるでしょう。

売上高の推移

決算期2019.32020.32021.32022.3
売上高267,980318,822240,078249,140
石油資源開発HPを基に作成(単位:百万円)

2020.3まで増加傾向でしたが、その後2021.3に減少し再び若干上昇しています。

また、今期(2023.3)の業績予想としては、売上高が326,679百万円であり大幅な上昇が見込まれています。

売上高上昇率
2020.3→2021.3:24.7%減
2021.3→2022.3:3.7%増

営業利益の推移

決算期2019.32020.32021.32022.3
営業利益2,31314,2834,19219,809
石油資源開発HPを基に作成(単位:百万円)

営業利益は大幅なブレがありながらも上昇傾向で推移しています。

また、今期(2023.3)の業績予想としては、営業利益は61,250百万円であり大幅な上昇が見込まれています。

売上高、営業利益が大幅に上昇する理由としては次のような理由が指摘されています。(※石油資源開発決算資料より)

今期大幅増収増益となる理由
・JLC(輸入LNG)価格の上昇
・販売価格の上昇
・円安による為替利益

上昇率は次の通りです。

営業利益上昇率
2020.3→2021.3:70.7%減
2021.3→2022.3:373%増

営業利益率

営業利益率
7.95%(2022.3実績)

※日経新聞より

日本の平均的な営業利益率が5%程度なので、その数値を上回っています

一方で、年によっては5%を下回る数値となることも多く、今後の数値にも注視していく必要があります。

エネルギー企業はどうしても安定しない点が難しいです。

予想PER

予想PER
4.0倍

※日経新聞より

参考までに15倍が平均と言われています。

EPS(1株あたり当期純利益)

決算期2019.32020.32021.32022.3
EPS258.44469.18-47.72-545.62
日経新聞をもとに作成

EPSは2020.3まで上昇していましたが、その後減少を続けマイナスの数値となっています。

なお、今期(2023.3)にはEPSはプラスに転じることが予想されていますので、EPSがこのまま上昇するのか、それともプラスとマイナスの行き来を続けるのか、注視していく必要があります。

なお、EPSは投資の神様ウォーレン・バフェットも重要視する指標の1つです。

彼はEPSが上昇傾向にある銘柄に投資するようです。

自己資本比率

自己資本比率
78.75%

※日経新聞より

60%以上あるのが望ましいと言われているので、こちらは問題さそうです。

ROE(自己資本当期純利益率)

ROE
-8.03%

8.0以上は欲しいところですが、ROEはマイナスの数値となっています。

今期(2023.3)の数値も見逃さずにチェックする必要があります。

1株当たり配当金

決算期2019.32020.32021.32022.3
1株配(円)40505050
石油資源開発HPを基に作成

1株当たり配当金はここ数年は50円で推移しており、長期的に見ても増加傾向にあります。

目標株価

目標株価はいろいろな機関で算出されていますのでいくつかピックアップします。

目標株価
4,754円【+5.1%】(株予報Pro)
4,376円【-3.2%】(みんかぶ)
4,900円【+8.4%】(日系大手証券)

※上昇率は4,520円基準(2023年4月7日時点)

目標株価はみんかぶ以外はプラスとなっています。

日系大手証券は目標株価の引き上げを行っており(引き下げた結果が4,900円)、長期的な視点で今後の株価の動きに注視していく必要があります。

企業の印象

その企業の株を購入するということは、その企業を応援するということになります。

ここまでは、数値をもとに分析をしてきましたが最後は応援したい企業かどうかをHPから確認していきます。

チェックするポイントは次の点です。

企業のチェックポイント判定
HPの見やすさ
社長(代表)が顔を出しているか
決算説明会の様子
決算説明会資料の見やすさ

結果、石油資源開発の印象は次の通りです。

HPは、シンプルかつ見やすいデザインで、投資家が必要とする情報を見つけやすいように、情報のカテゴリが明確に分かれており、トップページから重要な情報にアクセスすることができます。

その中には、社長が紹介されたトップメッセージがあり、社長の姿が見られることで、企業のリーダーシップや方針が投資家に伝わりやすくなっています。

また決算説明会の様子のアーカイブ動画が掲載されているほか、決算説明会資料は見やすいフォーマットで作成されており、容易に情報を把握することができます。

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石油資源開発への投資判断

今回は銘柄分析として石油資源開発を取り上げました。

まずは石油資源開発の企業情報について紹介し、 次に、株価や業績に関するデータが掲載して投資に係る判断材料を示してきました。

石油資源開発は私たちの生活に欠かせない企業ですが、前期においては一部の業績が振るいませんでした。

今期は業績が大幅に改善することが見込まれているため、有力な投資候補となりそうです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

※投資に係る最終判断はご自身でお願いいたします。

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