アシアナ航空について調べていると、「事故があったって聞いたけど大丈夫?」「やばい航空会社なのでは?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、他の韓国系航空会社と比較すると、過去に事故が多かったのは事実です。
しかし、過去に重大事故を起こして以降、安全体制を大きく見直し、今では国際的にも一定の評価を受けるフルサービスキャリアとなりました。
本記事では、アシアナ航空の安全性について、事故履歴・第三者評価・機材・運航体制といった客観データをもとに、「今も安心して乗れる航空会社かどうか」を整理します。
きつねです!これまでに海外20か国、50以上の航空会社を利用してきた経験をもとに記事を執筆しています!
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目次
アシアナ航空とは?基本情報とソウル便の特徴
アシアナ航空は韓国を代表するフルサービスキャリア
アシアナ航空は、韓国を代表するフルサービスキャリアのひとつで、1988年に設立されました。
ソウルを拠点に、アジア・ヨーロッパ・北米など24か国・70都市以上に就航しています。
日本路線も非常に充実しており、
成田・羽田・関西・中部・福岡・札幌など主要都市からソウル(仁川・金浦)への便を運航。
日本発ソウル行き航空会社の中では、ZIPAIRや大韓航空と並び人気の高いキャリアです。
スターアライアンスに加盟し、機内サービスにも定評
アシアナ航空は、スターアライアンス(Star Alliance)の加盟航空会社。
そのためANAをはじめとした加盟各社とのコードシェア便も多く、
ANAマイルを貯めたり、スターアライアンスゴールド特典を利用したりすることも可能です。
機内サービスにも定評があり、エコノミーでも温かい機内食や無料ドリンクが提供されるなど、
韓国系航空会社の中でも「快適さ」と「ホスピタリティ」を両立しています。
ソウル便の運航ネットワークと特徴
アシアナ航空のソウル便は、主に仁川国際空港(ICN)をハブとして運航されており、
羽田・成田だけでなく、日本各地から発着しています。
アシアナ航空の日本就航地
・東京(羽田/成田)
・大阪
・熊本
・名古屋
・福岡
・仙台
・沖縄
・札幌
・旭川
また、金浦空港(GMP)発着の羽田便も運航しており、
都心アクセスの良さを重視するビジネス利用者にも人気があります。
アシアナ航空の安全性スコアと事故履歴
航空安全評価機関「AirlineRatings.com」のスコア
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アシアナ航空は、航空安全評価機関 AirlineRatings.comにて安全性スコア6/7点 を獲得しています。
アシアナ航空の安全性スコア
★★★★★★☆(6点/7点満点)
| 項目 | アシアナ航空の現状 |
|---|
| 安全スコア | ★★★★★★☆ |
| IOSA認証 | 取得済み(IATA Operational Safety Audit) |
| 事故記録 | 近年ゼロ(2016年以降) |
| 機材平均年齢 | 約11年(A350/A321neo導入で更新中) |
| 政府監査・運航管理 | 韓国国土交通部による定期監査で適合 |
この評価は、次のような複数の要素を総合的に判定したものです。
・事故歴
・国際的な運航・整備基準(IATA/IOSA)への準拠
・機材の新しさ
・パイロット訓練体制
・政府監査結果
6点というスコアは、韓国系航空会社の中で上位水準にあたり、
ANA・JALなど日本勢と比較しても、十分に高い信頼を示しています。
アシアナ航空の過去の事故とその教訓
アシアナ航空では、2013年のサンフランシスコ国際空港着陸時の事故(214便)が知られています。
また、日本でも、2015年に広島空港で着陸失敗事故を起こしています。
この事故ではパイロットの判断ミスが原因とされ、
以降、操縦訓練体制・シミュレーター教育・CRM(Crew Resource Management)が抜本的に見直されました。
アシアナ航空の安全性回復への取り組み
アシアナ航空は事故以降、次のような取り組みを進めてきました。
アシアナ航空の安全性回復への取組み
・新型機材(A350・A321neo)の積極導入で整備コストを削減し、信頼性を向上
・パイロット訓練時間を増加し、再現シナリオ訓練(異常時対応)を強化
・運航モニタリングシステム(FOQA)を導入し、飛行データを常時分析
・社内安全文化の改革:リスク報告制度やヒューマンファクター研修の実施
過去を教訓に、安全性を最優先へ
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アシアナ航空は過去に痛ましい事故を経験したものの、
それを機に安全文化を徹底的に見直し、現在では高水準の運航・整備体制を維持しています。
「韓国系は不安」という印象を持つ旅行者もいますが、
少なくとも現在のアシアナ航空においては、信頼に足る“改善された安全性”が確立されているといえます。
アシアナ航空の機材・整備・運航体制の現状
アシアナ航空は、ここ数年で安全性強化のために機材更新と整備体制の刷新を積極的に進めています。
特に、長距離線を中心に導入している エアバスA350 と、短・中距離線の A321neo の運用が安全性向上に大きく貢献しています。
新世代機の導入で信頼性が向上
現在、アシアナ航空の保有機材は約80機。
そのうちA350やA321neoなど新型機が約4割を占めるようになり、旧型のB767やA330からの置き換えが進行中です。
これらの機材は最新のフライトコントロールシステムを搭載し、
航行中の揺れや燃費効率を最適化するほか、整備サイクルも長く、運航の安定性が高い点が特徴です。
また、機内空調や湿度調整システムが改良されたA350は、
乗客の快適性だけでなく、電子機器・センサー類の故障率低下にも寄与しています。
整備基準・乗務員訓練体制の刷新
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アシアナ航空の整備は、ソウル近郊の仁川整備センターを中心に実施されています。
同センターはIATAのIOSA(運航安全監査)およびEASA(欧州航空安全庁)基準に準拠しており、
定期的に第三者機関の監査を受けています。
さらに、整備員はアシアナ航空技術教育院で社内資格を取得した上で現場に配置され、
各機材ごとの専門チームが24時間体制で点検・修理・データ監視を行っています。
デジタル運航管理と安全監視
アシアナ航空は、近年新たにFOQA(Flight Operational Quality Assurance)システムを導入。
これはフライトデータを解析し、異常な操作や挙動を早期検知する仕組みです。
各フライト後に得られたデータは自動的に本社安全部門に送られ、傾向分析・再訓練・整備指示に反映されています。
他社比較で見るアシアナ航空の立ち位置
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航空会社の安全性を評価する際、単体のスコアだけでなく、他社との相対比較を見ることが大切です。
別の記事にて、ソウル便を運航するすべての航空会社の安全性ランキングを作成しています。
まとめ:信頼できるソウル便ならこの選択
アシアナ航空は、過去の経験を教訓に安全文化を刷新し、
現在では韓国勢の中でも安定した運航を続けるフルサービスキャリアとなりました。
- AirlineRatings.com 安全スコア:★★★★★★☆
- IOSA認証取得済み、EASA基準整備
- 新型機(A350/A321neo)を中心とした運航
これらの事実からも、アシアナ航空は「信頼できるソウル便」の一角であることが明確です。
特に、安全性・快適性・価格のバランスを重視する旅行者にとって、最も現実的な選択肢といえます。
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