TOEFLの勉強法よりも前に知っておきたいたった1つのこと

この記事のターゲット:これからTOEFL受験を考えている人

この記事を読んでわかること:TOEFL受験の勉強をする心構えと具体的な対策方法が分かります

こんにちは!志スタイルです。

TOEFLは簡単に言うと、留学時や日本の大学院進学時に必要になる英語の試験です。

試験の内容が非常にアカデミックで、自然科学・社会科学・芸術まで多種多様であることが知られています。

私の体験をもとに、TOEFLの勉強をするよりも前に知っておきたいことを把握して、
スムーズにTOEFLの勉強をスタートしましょう!

目次

TOEFL試験はとてもクセが強い

この試験、日本人からするとかなりクセがある試験です。

むやみやたらに勉強をしても当日の試験で全く点数を稼げないことになってしまいます。

先ほども触れましたが、内容がとても専門的です。

アメリカの政治の歴史や、アフリカの砂漠・地質など普段全く目にすることのない長文を読解していかなければなりません。

TOEFL試験は受験費用が高い

受験料はドル建てでUS$245です。

1$=100円であれば約24,500円
1$=140円であれば約34,300円

2022年は記録的な円安ですが、円安の影響をもろに受けています。

1$=100円のときでさえ、25,000円近くと決して気楽に出すことができる金額ではないですよね。

だからこそ、1回の受験でなんとしても高得点をとる必要があります。

TOEFL試験の一番の特徴はその環境

TOEFL試験の一番の特徴はその試験環境です。

皆様は試験というとどんなイメージを持ちますでしょうか。

大きな教室に机が並べられていて、そこに間隔をあけて受験生が座り、
一番前に試験監督がいる、これが一般的な試験ですよね。

TOEIC試験もまさにそんな受験スタイルです。

しかし、TOEFLはまったく違います。

試験の流れ

試験のスタイルが全く異なるTOEFL試験ですが、まず試験の流れを確認してみましょう。

1.試験会場に到着

午前の回と午後の回がありますが、午前の回だと10:00~試験開始とHPには記載があります。

試験会場に到着したら試験部屋を確認します。

試験部屋は受験番号別に割り振られており、試験部屋ごとに番号が書かれたプレートをとります。

このプレートに書かれた番号が部屋の入室の順番になります。

つまり、こういったことが起こります。
 Aという部屋はすでに10人来ていて次に来る人は11番目だが、
 Bという部屋はまだ3人しか来ておらず次に来る人は4番目

これが後々重要になりますので、覚えておいてください。

2.待合室で待機

待合室で自分の番号が呼ばれるまで待機します。

待合室にはロッカーが設置してあり、ロッカー内に基本的にすべての荷物を入れておきます。

スマートフォンや財布といった貴重品もロッカーに入れておきます。

筆記用具も持ち込み禁止です。(用意してあります。)

3.部屋ごとに番号で呼ばれる

9:30ごろを過ぎると、1番から順に番号が呼ばれます。

自分の番号が呼ばれたら試験部屋の前まで移動します。

入室する前に金属探知機で何か身に着けていないかチェックを受け、写真を撮ります。

4.試験部屋に入室・試験開始

金属探知機でチェックを受け、写真を撮ったら、ランダムに割り当てられた机に着席します。

着席次第、試験を開始します。

試験の開始はみなバラバラ

ここで何かおかしいことに気が付きませんか?

そう、10:00開始と公式には案内されていますが、
実際には9:30ごろから番号順に案内されて、案内された人から試験を開始します。

さらに、1人の金属探知機のチェック、写真撮影、座席への案内を終えたところで次の番号の人のチェックが始まります。

そうなると、1つ番号が違うだけで3,4分試験開始がずれていくのです。

試験部屋の大きさにもよりますが、だいたい1つの部屋に15人ほどというケースが一般的です。

最初の人と最後の人では30分~40分程度、試験開始時間に差が生じてしまう。

試験開始がずれるとどうなるか

試験開始が一人ひとりずれるとどういったことが起こるのでしょうか。

TOEFLの試験では、4技能が試されます。
・リーディング
・リスニング
・スピーキング
・ライティング

試験の順番も上記の通りです。

そのため次のようなことが起こります。

  • リーディングをしているときに他の人がリスニングをしている
  • リスニングをしているときに他の人がリーディングをしている
  • リスニングをしているときに他の人がスピーキングをしている
  • スピーキングをしているときに他の人がリスニングをしている
  • スピーキングをしているときに他の人がライティングをしている
  • ライティングをしているときに他の人がスピーキングをしている

この中で一番まずいのは次の状況です。

リスニングをしているときに他の人がスピーキングをしている

リーディングとリスニングのバッティングはまだ問題ではありません。
スピーキングとライティングがかぶるのは、あまりよくはありませんが何とかなります。

ただ、リスニングをしているときに周りがスピーキングをしていると、リスニングの音が途中でかき消されて全く試験になりません。

私が初めてTOEFLを受験したときに、番号が遅めになってしまいました。

リーディングのときはよかったのですが、リスニングに移ると周りが少しずつざわざわとしてきます。

そんな中で近くにいた人が声のトーンが高くそして声が通る男でした。
I like ○○ better みたいなことをひたすら言っているんです。
もちろんその当人に悪気は全くないと思います。

いくら勉強をしたとしても当日の環境次第で打ち消されてしまうことがあることを、ぜひ皆様には知っていただければと思います。

TOEFL試験で自分の力を出すためには

TOEFL試験の環境が大変独特であるということについては知っていただけたかと思います。

それでは、TOEFL試験で自分の力を最大限引き出すためには何が必要なのか、3点挙げたいと思います。

1.TOEFL試験はそういう環境なんだと知る!

これは皆さんもうできているかと思います。

この環境を知っているか知らないかで、当日の集中力は段違いです。
試験中はなるべく想定外の出来事は避けたいところ。そういう中で、試験がみなバラバラに始まって、周りが他の技能の試験をやっている可能性があるということを知っているだけでも、まずは試験中の集中力が途切れるということはないと思います。

2.音対策グッズ(耳栓)を持っていく

試験には必ず耳栓を持っていきましょう。

机にあらかじめ耳当ては用意されていますが、あまり効果がありません。

耳栓はTOEFL試験側も認めていますし、試験部屋に入室する際のチェックで引っかかることもないので、必ず持参しましょう。

3.試験開始1時間前には試験会場に入る

先ほども記載した通り、部屋番号ごとに先着順で試験部屋に入り試験を開始することができます。

少しでも早く試験会場に入り、少しでも早い番号を取ることが非常に重要になります。

それによって、静かな環境でリーディング・リスニング・スピーキングを受けることができます。

まとめ

今回のまとめです。

TOEFL試験の勉強法の前に知っておきたいことというテーマで、TOEFL試験独特の試験環境について説明しました。

・試験開始はみなバラバラ
・周りの人がスピーキングの試験をしているときに、リスニングはつらい
・しっかり対策をして自分自身の力を最大限引き出そう

志スタイルは試験は戦略が重要であると考えています。
これからも皆様の一歩を踏み出すお手伝いができればと思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

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